ロスに暮らす友人に案内してもらったあれこれをご紹介。
私が友人にリクエストしたところのひとつは「教会」だった。どこでもいいからどこか行ってみたいと。
友人夫妻は特にクリスチャンではないので、どこがいいかなと探してくれたみたい。
そして案内してくれたのはローマカトリック教会「St. Vincent de Paul Roman Catholic Church」
1920年に建てられたという、歴史と荘厳さをじゅうぶんに感じる建築。
日本の神社仏閣とはまた全く違う祈りの空間。ヒスパニック系の方々が祈りに訪れていた。ここでしばらく、静かな時間を過ごさせてもらう。
その近くで、これまた歴史ありそうな建物の前を通り過ぎたら、
そのファサードの主役は、ものすごく大きな樹木(種類不明)で、とてもかっこよかった!
こういう樹木の使い方、いいなぁ。
しかし大きすぎてうまく写真に撮れない・・・
街路樹がオリーブの木だ。
わぁ、実がなってる。
こちらは、友人が結婚式を挙げた、お友達のお家のお庭。
とっても素敵なところだから案内したい、と連れて行ってくれたのだ。
特に圧巻だったのはこのシダ植物!
英名ではmoose(ヘラジカ)の名がつくウラボシ科のシダで、和名はビガクシダというらしい。着生シダで、木の板から発芽していた。それにしてもすごい迫力。マダガスカルやアフリカが原産の植物。
右は、葉のうらの胞子!
この回廊にはさまざまなシダ植物が育っていた。カリフォルニアでこれだけのシダ植物を育てるには、かなり水をしっかりやる必要があるだろう。
ここの住人の方は、友人が行きたいと連絡したら「その時間は朝食を食べに行ってるから、勝手に入っていいわよ。家の鍵も開けておくから、お茶も自由に飲んでね。」というお返事だったとか。そのオープンさは、日本でもイマドキあまりないけど・・・ 地域の活動に積極的で、ホームパーティもよく開いておられるのだとか。
そういうわけで、お家の中も少しだけ見せていただいたが、もちろんとても素敵だった。
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夜には、ハウスコンサートへ。音楽プロデューサーをしている方がご自宅で開くコンサート。そのお家にはレコーディング室まである。
友人の夫は実はギタリストで、そこで彼の歌とギターをはじめて生で聴く。ギターがこれほど表情豊かに奏でられる楽器だとは知らなかった、と素人の私にでもわかるほど。繊細で美しい音色。
彼の演奏の後に、New Yorkを拠点に歌っているAmberという女性が歌う。カントリー調で、自然がテーマの歌もあったりして私の好きな曲調だった🎶
主催者の男性や小さな子どもたちも恥ずかしそうに歌ったりして、とてもアットホームなコンサート。知人や友人たちがお客さんのようだ。
キッチンにはお菓子やおつまみが用意してあり、参加費は自由だけど、「よかったら10ドル(だったか忘れたけど)入れてね」という箱がおいてある。なるほど。
滞在中にもう一度、今度はバーでの彼のライブにも連れて行ってもらう。(彼はこの写真よりも左のコーナーでで、3人で演奏)
絶対にひとりでは行けないシチュエーション。
このときはお酒は飲まず、3曲だけ聴こうかということで、端っこの席に座って聴かせてもらった。
こんな音楽の楽しみ方があるんだね。
友人も彼と知り合ってから、こんな世界を楽しむようになったと言っていた。彼の人柄もあって、ミュージシャンたちがみんなとてもいい人たちなんだと。実際に会場で仲間の人たちと会うと、彼女がとても楽しそうに挨拶したり話しているのをみて、私もなんだかうれしくなるのだった。