春の兆し

By siki, 2019年2月3日

今日は節分(季節を分ける日)。明日は立春。

そして明後日は新月で、旧暦の元旦である。

厳冬期が少し緩み、春の気配が立ちはじめる日。まさに。

すべての生きものたちにとって、ささやかながら春に向かう宇宙の兆しは、とても重要なサインとなる。

 

「春」の語源は

万物が「発る」

草木の芽が「張る」

天候が「晴る」

田畑を「墾る」

の意といわれている。日本語は本当に豊かだ。

 

春の漢字もまた趣がある。

この3つの象形は上から

●「並び生えた草」の象形

●「幼児が髪を束ねた」象形(「多くのものを束ねる、群がる」の意味)

●「日の光」の象形

つまり、日の光を受けて草木が群がり生じるようすを表しているという。

 

 

ほっと春を感じるひとときを。

 

写真はオオカメノキの花芽。わーい🎵という歓声がきこえそう^^

 

 

【後日談】

このブログを書いた後に、忙しさや疲れやあれやこれやが重なり、いろんな感情が湧き上がって不安定となる。ちょうど高校生の娘も朝、「なんかもうやだ!今日おかしい。学校行きたくない。」と言いだし、「いいよ、休んで」ということになった。

ほっとするのが「春」なんて、実はそんなことはないのかも。ざわざわと落ち着かない、バランスが崩れているかんじ。まさに、これが「春」なのかもしれない。シンプルに「休め」ということでもあるかな。