森の中でひっそりと咲くエビネなどに出会うとその場所がもっともふさわしく、その姿がもっとも美しく感じられます。
たくさん盗掘されて、数を減らしてきた野生のランたち。
エビネは、その森をとても大切にしていた、というおじいちゃんの森で咲いていました。
しかもその森のシンボルツリーである、大きなシナノキのすぐ近くに。
私は、その自然を引き継いで活かしながら、人々が集う場をつくっている若い方たちにお伝えしました。
そのおじいちゃんからのプレゼントかもしれないね、と。
きっと、彼らはこれから、エビネの存在を見守ってくれるでしょう。