ここからは印象に残ったことをランダムに、写真とともに綴っていこう。
自転車、犬の散歩、車椅子の人、かなり年配のおばあちゃんたちグループ・・・
奥の方に行けば、クライマーや登山の人たちがもっといるだろう。
それだけ公園の器(土地も予算も)があるということだなあ。
こちらは高校生かな?環境学習に訪れているよう。
土木・建設工事も数カ所で見かけた。これはクレーン車。枝打ち作業中。
国立公園の中にそういう部門があるのだろう。重機はどれも国立公園のマークが入っている。
最小限だとしても、洪水や岩崩れ、山火事等によって、道路や河川、施設の修復工事が必要なことがわかる。
これはマーセド川の橋に記された洪水の記録。橋は周辺の標高よりも1mほど高いところにつけてあるのだが、こんなに水位が高かったら、かなり広い範囲で谷が水浸しだろう・・・
洪水は11月〜1月に起こっている。
これはヨセミテフォールの遊歩道沿いで見かけた岩崩れ。大きな岩はそこかしこに落ちている。
白馬の大雪渓のように、岩が落ちてきて人が亡くなっているのではないだろうか。
ヨセミテフォールは渇水期で空っぽ!
公園内の自然発火による山火事は早急に消火せず、ある程度マネジメントしていることである。そして山火事が長期間ない場所は人為的に小規模に燃やしているとのこと(10年単位とか)。ここの森は、山火事によって世代交代していく森なのだ。このあたりの方法はまた詳しく知りたいところ。
これはインセンス-シダーとポンデローサ-パインの森が焼けた後。樹幹の下部が焦げているが、どれも枯れてはいない。このくらいの燃え方でいいのかしら。
焼けた後の林床に出てきていたキイチゴ属(Rubus)葉の裏の毛や茎の棘などナワシロイチゴにすごく近いのだけど、5葉だよ。
林道脇のギャップに出てきていた、インセンス-シダーの幼樹たち。
こちらは、ビジターセンター内の展示。
ジャイアント-セコイアの解説。樹高が高いから、セコイアに落雷する。我が身を使って山火事を引き起こすというわけ!!
山火事の熱によって球果のかさが開き、種子が出てくるしくみとなっている。そして焼け跡の灰の中から発芽するという。
そうした自然の解説のあと、歴史の流れが描かれる。
白人が、ネイティブアメリカンの集落に火をつけている画…「破壊と混乱…想像してみて、知らない人があなたのところに侵入してきて、あなたの家や土地を焼いてしまったり、お店のものを略奪してしまうことを…」
ヨセミテを国立公園へ導いたジョン・ミュアは、やはり特別な人物として紹介されている。