地球温暖化の現実

By siki, 2014年12月27日

地球温暖化が進行している。

今年の世界平均気温は観測史上最高となる見通しが発表された。

今年、IPCC(わかりやすく言うと、気候変動に関する科学者たちの世界的な組織)が7年ぶりに報告書(第7次)を発表した。

地球温暖化は疑う余地がないということ、気温上昇の原因が人酸化炭素である可能性は95%であること、温暖化は深海にまで及んでいること…などが述べられている。

近年の異常気象と災害はなんとなーく「なんか、やばいんじゃない?」と感じさせるが、それがかなり地球温暖化と結びついていることが科学的に明確になってきている。

 

私たちの活動は、地球に影響を与えるほどに大きくなりすぎてしまったことに、改めて愕然とする。

それがわかっているのに、各国の利害関係が絡んでいたり、私たち自身も便利な今の社会をなかなか変えることができず、一向に二酸化炭素を減らせないという現実。

それに、私たちの社会の中では、地球温暖化の問題はあまりにもメカニズムが複雑で、変化がゆっくりで、長期にわたっている問題なので、ニュースにならない。

 

NHKーBSでわかりやすく解説する番組があったので、ご紹介。

BS1スペシャル「世界を襲う異常気象 〜迫りくる気候変動の脅威〜」

11月に放送されたものだが、映像があるためにとてもわかりやすかった。1月4日に再放送されるとのことで、ぜひオススメです。

http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/200/203613.html

 

私は子どもたちに強制的に見せた(^^;)

でもかなり衝撃受けていた。地球温暖化ということばを知ってはいるけれど、ほとんどこんな具体的な話は聞いたことがないと。おかげで、それまでいい加減だった、省エネがスムーズになった。やはり知ることは、行動のための大きな一歩である。

 

このゲストで出ていた、江守正多氏(国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長)ががんばっている。同じ年の人なんだが…

もう少し詳しく知りたい人は、彼のコラムをぜひ読んでほしい。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/emoriseita/