茅野市にある、ハーバルノート・シンプルズ。
今年のはじめに半日だけのハーブ講座に2回通い、萩尾エリ子さんのお話を聞いた。
なんてすてきな植物の香りだろう…
ハーブティーのおいしくてあたたかいこと。
私は五感を使って、その世界を知った。
植物の香りと癒やしの力、そしてそれを使う人の想いのあたたかさ。
私の知っている生物学的な植物の世界が、大きく豊かに広がっていった。
さて、今日は急に思い立って、娘を誘って久しぶりにお店へ出かけた。
ちょうど島るり子さんの個展をやっていて、
すてきなハーブティ用の粉引の碗をひとつ、求めた。
島さんはちょうどお店におられて、使い方をていねいに教えてくださった。
いつも思うのだけど、このお店のたたずまいのすてきなこと。
建物はとても古くて素朴。決して新しくおしゃれではないからこそ、ここをよりよい場所につくっていこうとする人の力を感じる。
心地よい場は人の力でつくっていけるのだと、心から思える。
おいしいハーブティを手に入れるために、
植物の力を思い出すために、
そしてこの場を感じるために、
萩尾さんに会うために、
私はまた出かけていくだろう。