南信濃村 シダ探訪

By siki, 2015年3月22日

植物好きの女性同年代3人で、「植物婦人部」なるものを結成し、気楽にマニアックに、年に数回出かけています。ひとりだと傍から見ると怪しげなのですが、3人ならこわくない!

今回は、桜の開花も間近な、長野県の南端の南信濃村へ。

主にシダ植物が目当てですので、以下、マニアックな内容です…

 

さてスタートします。

ハコネシダ。

長野県内には内陸でも確認されているとのことですが、中北信では見たことないです。

胞子のうがポケットになってます。

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咲いている花はまだまだ少なくて、ダンコウバイ。

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斜面はお茶畑。すごいなあ。

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イワヒバ。

端正なふんいきです。人気なので園芸好きの人にすぐ採られてしまいます。

でもここでは斜面一面にありました。お地蔵様に守られているようです。

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コケ植物も元気。

コケとイワヒバのアート。

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川沿いはやはり湿気が多いらしく、古い橋は緑で覆われています。

こんなところに、クモノスシダ。

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マメヅタ。

胞子をつけていました。

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ビロードシダ。

名前のとおり、毛に覆われています。

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そしてこれは、イワタバコの新芽。

こんなくちゃくちゃの葉がだんだん伸びるなんて、イワタバコって変わりもの。

もしかして太古からの植物で、独特の進化をもっているのかもしれません。

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南のシダを満喫した1日でした。