植物好きの女性同年代3人で、「植物婦人部」なるものを結成し、気楽にマニアックに、年に数回出かけています。ひとりだと傍から見ると怪しげなのですが、3人ならこわくない!
今回は、桜の開花も間近な、長野県の南端の南信濃村へ。
主にシダ植物が目当てですので、以下、マニアックな内容です…
さてスタートします。
ハコネシダ。
長野県内には内陸でも確認されているとのことですが、中北信では見たことないです。
胞子のうがポケットになってます。
咲いている花はまだまだ少なくて、ダンコウバイ。
斜面はお茶畑。すごいなあ。
イワヒバ。
端正なふんいきです。人気なので園芸好きの人にすぐ採られてしまいます。
でもここでは斜面一面にありました。お地蔵様に守られているようです。
コケ植物も元気。
コケとイワヒバのアート。
川沿いはやはり湿気が多いらしく、古い橋は緑で覆われています。
こんなところに、クモノスシダ。
マメヅタ。
胞子をつけていました。
ビロードシダ。
名前のとおり、毛に覆われています。
そしてこれは、イワタバコの新芽。
こんなくちゃくちゃの葉がだんだん伸びるなんて、イワタバコって変わりもの。
もしかして太古からの植物で、独特の進化をもっているのかもしれません。
南のシダを満喫した1日でした。